内部の不要部分や傷んだ所の撤去作業です。残したい部分を傷めないように、気をつけながら進めて行きます。同時に解体前には確認できなかった不具合箇所、地面の湿気、改善点などを見つけ出して、今後の計画の方向性を確定します。
解体前に下調べは入念に行いますが、解体中に見つかる問題箇所も多いです。この時点で建物の傷み具合に驚かれる施主様が多いですが、はっきりと現状と対策をお伝えするようにしています。中には問題無しとする業者もいますが、この時点で対策、改善しなければ、建物の強度、仕上がりが心配なものになってしまいますね。
解体後に本当の意味での方向性がでますので、着工前には施主様にしっかりとお伝えさせて頂いてます。そこは結構重要にとらえてます。前の建物に浸水や白蟻による食害など、何が原因で不具合が起きていたかを知る大切な工程です。