木製建具である雨戸の枠を再利用して、ステンレス網の網戸に作り変えました。

一つは新規製作品です。本来は建具屋さんの仕事なのですが、頼まれていた建具屋さんが高齢のために廃業されたとのことで、大工である私に依頼がありました。建具が開かない、閉まらないといった依頼はまあまああります。大工で出来る建具の調整等、どこに頼めばよいのかよくわからない事、ご相談いただければ、解決策をご提案いたします。

 

 

こちらは、現在改修計画中の古民家です。

煤竹、土壁などが状態よく残っていますので、良いところは残しつつ、住みやすい家にしていければと只今計画中です。

状況進みましたら、アップしたいと思います。

 

階段を上りやすくするために、階段の取外し、付け替えを行いました。

踊り場を広げ、ベランダへの出入りをし易くしました。

ちょっとした利便性の向上の改修も承っております。

 

前回選んだ地松と吉野産桧のみを使った平屋建てを3月初旬に上棟しました。

杉で建てる予定でしたが、材木屋さんのご厚意で同予算で総桧に変更して頂きました。

手刻みでの加工をしたので、プレカットより時間がかかりましたが、継手、仕口などプレカットでは出来ないしっかりした継ぎ方を採用したので、建てる工程でも、揺れが少なく安定感のある建て方が出来ました。

ここは、開放感のある高い天井のリビングになる予定です。

今は、外壁材等がない状態で、桧の良い香りに包まれています。迫力のある構造が一番よく見える時なので、構造を見学したい方は、ご連絡頂ければ可能な限りご案内します。

 

下の写真は、玄関庇部分です。

地松の梁を持ち出して、壁から2mほどの深い軒先を出しました。

瓦をのせますが、しっかり支えてくれて、雨除けもしてくれます。

 

地松の原木選び

今回は構造材と化粧材を兼ねて、地松(国産松)の使用を考えていますので、迫力のある曲がりの物を選んできました。

名張の山崎木材さんでは、冬の時期に切ったこだわりの松を在庫されているので、良い物がそろいました。

杉や檜(ひのき)の真っ直ぐな丸太と違い、左右にうねり、迫力のあるのが松の特徴です。ねじれが他の無垢の木よりも強いので、良く乾燥した木を使うのが安心です。

これから長く家の屋根を支えてくれることになります。

ミライザ大阪城に太鼓のやぐらを設置

三ライザ大阪城の櫓

ミライザ大阪城の太鼓のイベントで使用する和風の木造やぐらの注文を頂いたので、製作、設置してきました。

奈良県産の檜(ひのき)と杉を使用して、6人乗って太鼓を叩ける3メートル四方のやぐらとなりました。

建物以外にも、木でこんなの作れるかな? と思うものがあればご連絡下さい。

お寺の屋根の修復

お手伝いに行きました。

お寺の屋根の修復