新築
地盤調査・地盤改良・基礎工事
地盤調査
スウェーデン方式のサウンディング試験の様子です。
写真の真ん中の部分が、試験の針の後です。8m位の深さまで届いています。元々田んぼのあった場所なので、水を含んだ泥が出てきました。
地盤改良後
赤い部分が改良杭を打ったところです。平均で5mの深さまで達して家を支えています。
地盤調査の結果、支持層が5メートルくらいの深さにあるので、平均長さ5メートルの改良杭を打つことになりました。
建築現場によって地盤の状態は様々です。目には見えないところなので、地盤調査は大切だと思います。
基礎の鉄筋工事
検査に合格してコンクリートを打つ前の基礎の状態です。
私は大工ですが、基礎工事にも参加して、一緒に基礎を作っています。
通常は基礎ができてから木工事に入るのですが、基礎の精度というのはできあがってからでは修正がかなり難しく、水平調整がままならないときがあります。
ひと昔前であれば、柱の長さなどで高さ調整して、ゆかの水平は建てた後にとるのが一般的でしたが、現在主流の工法では土台に合板を直接張るというものです。
基礎の水平が床に直接出やすくなるので、基礎工事に参加することで基礎の精度をあげています。またアンカーボルトの位置や高さなどのミスも減らせるからです。